東京都に住む髙櫻 剛史(たかざくらごうし)さん。20歳のとき、身体中に痛みを感じる原因不明の病気、線維筋痛症を患いました。それから6年、未だに痛みを緩和する方法すら見つからないまま、都内で一人暮らしをしています。
生活に大きな支障をきたすことが多く、原因もわかっていない疾患でありながら、数年前まで知られていなかった、言わばノーマークの疾患。それゆえ、難病指定もされておらず、障害者認定や治療費補助といった社会サービスにも遅れをとっています。
仕事を続けられなくなったり、家族と暮らすこともできなくなったり、病気を抱えることでどんな風に生活が変わっていくのか、そんな日々の出来事を、思い思いに綴ってくれます。